中経出版

受け入れない

ビジネス書
著者 :
園 子温
本体価格:
1,100 円+税
ページ数:
160
初版発行:
2015-06
ISBN:
978-4-04-601082-7
ジャンル:
『新宿スワン』『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』『みんな!エスパーだよ!』と公開ラッシュが続く鬼才園子温監督の最新エッセイ!詩人としての顔も持つ著者が、本書のために書き下ろした詩も多数収録。
著者紹介

園子温(その しおん)

映画監督・詩人。1961年愛知県生まれ。

17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。1987年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。以後、『自転車吐息』『自殺サークル』『紀子の食卓』など旺盛に作品を制作し、世界でも高い評価を得る。

近作では『愛のむきだし』で第59回ベルリン国際映画祭カリガリ賞、国際批評家連盟賞をダブル受賞。その後も『冷たい熱帯魚』(第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門正式出品)『恋の罪』(第64回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品)といった暴力や性に切り込む衝撃作を続々と発表する。

2015年には『新宿スワン』『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』『映画 みんな!エスパーだよ!』の4作品を公開する。いま、国内外から最も新作が期待される、まさしく日本を代表する映画監督である。

目  次

はじめに ~十代の君へ~

オレが17歳の頃は

第1章 不自由の国、日本
アナ雪の監督を誰も知らない/映画という日常に飽きた/未来の代表作を作り続ける/自粛ルールでみずから自由を殺していく日本

おまえはただの地球のお客さん

第2章 「普通」 という名の足枷
あるのかないのかモヤモヤモラル/形成される「普通」と変化/護送船団に頼らずに生きる/自分の才能を客観的に見る/これっぽっちもない運と才能/ブラックだらけのこの世界/自分のやりたい方向に向かって変わり続ける/限界は変化を恐れたときにやって来る/松本人志の映画があるべき姿

モヤモヤモラル

第3章 幸福と孤独
みんなから愛されることなんかもう諦めている/誰しも全員平等にうまくいってない/マクロなのかミクロなのかどちらかに振り切れ

友だち
たぶんね
自分の声
赤ちゃん
死の電車
自分の孤独

第4章 監督前夜
歌のために読み込んだ現代詩大全集/その年齢でしか出せないものがある/売れる喜び、作りたいものを作る喜び

トイレの壁
別れ

第5章 表現は世界を変えたいという意思
作品作りが一番の評論/刹那でできる本物の表現

一人称
本当の表現者
宇宙
人生

あとがき

編集者からのおすすめコメント

公開ラッシュが続く園子温による書き下ろしの詩14編とエッセイ

17歳で詩人デビューし、『現代詩手帖』『ユリイカ』『螢雪時代』に数々の詩が掲載され「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目された過去をもつ著者初の商業出版での詩集(自費出版の経験はあり、本書で当時のエピソードを記している)。

掲載されている詩は17歳の時に『高3コース』に掲載された『別れ』を除き、全て本書のために書き下ろしされたもの。『モヤモヤモラル』『オレが17歳の頃は』など、世の常識を“受け入れない”著者の想いが反映されたものも含まれる。

エッセイでは5月~9月の短期間に4本の映画を公開する(できた)理由や、創作活動において勝手に自粛してしまう日本に対する思いを赤裸々に綴った。

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